操業手順 ~揚網~

 下関おきそこの、海域での操業手順について、一定時間の曳網作業が終わると、網を揚げ、漁獲物の取り込み作業に入ります。
 揚網作業は、投網作業とは逆の流れとなります。
 約500メートルの間隔を開けて網を曳いていた主船と従船とが近づいていき、約15メートル程度まで接近した時点で、従船から主船へレッドを投げ渡します。
 受け取った主船は、右舷側のリールで曳綱を巻き込んで、最終的には、両舷のリールで網口近くまでをリールに巻き取ります。
 この曳綱の巻き取りは、直接、リールに巻くのではなく、いったん漁労ウィンチ(太鼓ローラ)で巻き上げ、そこからロープドラム(リール)に巻き取るという、間接巻き取り方式になっています。
【実際の写真】

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下関おきそこ

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