水揚げも一巡
下関おきそこは、8月16日の解禁後、8月17日に3船団、18日に4船団、19日に1船団がそれぞれ水揚げし、計8船団の水揚げも一巡しました。
相場は、初日の相場以降、保合(もちあい)が続いており、ほぼ良好な相場が続いております。
さて、解禁当初の航海日数ですが、それぞれ1日操業~3日操業と、非常に短い期間での操業となっています。
これは、解禁当初は、船体はもとより魚槽も温度が高くなっており、いくら氷を積んで魚槽を冷やしても、十分冷え切らないから、ショートピッチで水揚げをするとともに、新しい氷を積んで魚槽を冷やし込む必要があるから、だそうです。
もちろん、解禁直後の好相場を期待して水揚げ回数を稼ぐ、ということもあると思われますが、特に今年のような暑い夏を鑑みますと、船体や魚槽も冷える間もなく暖められるのだろうなと思ってしまいます。
下関おきそこは、航海中は、昼夜なく操業を繰り返します。
当然、暑い日中での水揚げ作業や仕分け作業もあるわけで、いくらオーニング(船の甲板上の覆い)の下での作業とはいえ、鮮度保持には、一番気を遣う季節です。
今日は処暑。
暑さも、少しは和らいでほしいものです。
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