農林漁区

 下関おきそこに限らず、ある程度の沖合で操業する漁業では、海域を他者に説明する際、緯度経度ではなく、農林漁区番号で表すことが多いようです。
 緯度経度は分かりやすいのですが、やはり点を示す方法。
 海域を面で示すのは、農林漁区の三桁番号が、皆さん分かりやすいようです。
 ただ、いきなり「農林漁区の201」とか「991区」と言われても、果たして、それはどこの世界なのか、ちんぷんかんぷん[E:sign02]です。
 農林漁区とは、緯度経度ともに30分区切りで碁盤目のように切っていき、そのマス目に三桁の番号を割り振ったもの。
 例えば、萩市見島西方の、北緯34度30分から35度、東経130度30分から131度までの区域は、農林漁区981区、というふうにされています。
 さらに、この区画を3×3で9分割し、「981-①」とか、「981-⑨」とか、細分化することもあります。
 この農林漁区ですが、もともとの定義(根拠)については、実は、はっきりしません。
 さるお役所に尋ねても、「漁業取締に関する法律か何かで定義していたのではないか」とか、「かつて、西海区水産研究所(現 独立行政法人水産総合研究センター)が海洋調査で便宜上割り振っていた区域をそのまま使っている」とか、はっきりしないお答えです。
 いずれにしても、「今、▲▲船団は201区で操業していて、これから981-④へと向かう予定」とか言われたとき、頭の中に、ぱっと図面が浮かぶくらいにならないといけません。
 もっと言えば、「あ、アンコウ狙いに切り替えるのですね」といった切り返しができるくらいにならないと。
 いや、筆者は、まだまだ勉強が足りず、お話を聞いても、番号と図面が合致するのにタイムタグが生じます[E:shock]。
 注)上記の「アンコウ狙い」云々は、あくまで例として記したものです。981区がアンコウ漁場というわけではありません。誤解なきよう念のため。

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