省力省エネと漁獲物の高付加価値向上による経営戦略

 タイトルで掲げたのは、2月17、18日の二両日、下関市で開催された「第13回西日本まき網漁業シンポジウム」のサブテーマです。
1 「もうかる漁業」を利用した代船建造
2 省エネを達成するエンジンの使い方
3 漁具の省エネ省力化(大目網の利用)
4 沿岸まき網漁具の設計
5 漁獲物の高付加価値化を目指して(短期蓄養による魚のストレスと鮮度の関係)
6 まき網漁業経営のあり方
 どうでしょう。「まき網」とあるのを「底びき網」に換えたとしても、全く違和感のない、むしろタイムリーな講演テーマです(こんな「底びきシンポ」があれば、是非にでも聴講したいところです)。
 このシンポジウム、以前から、都合が付けば出席しているのですが、常々驚かされるのが、内容の濃さとともに、全て民営でなされていること。
 通常、こうした講演は行政の関与があることが多いのですが、まき網シンポは、西日本ニチモウ㈱様の主催により、計画立案から実施まで、一切合切がなされております。
 これはすばらしいことです。
 ややもすれば、行政に頼りがちな面がある※水産業界ですが、諸課題を自らのこととして、自らで解決策を模索するこうした動きは、下関おきそこも見習わなければならない点だと考えます。
(※ 行政施策を積極的に活用することをいうのではありません。念のため) 
 

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下関おきそこ

水揚げ日本一! 下関漁港あんこうをPRしている、下関漁港沖合底びき網漁業ブランド化協議会のホームページです。