下関おきそこ 今昔物語

 下関漁港を根拠地に操業する沖合底びき網漁業は、現在、9船団18隻体制です。
 下関漁港の水揚げの2割弱、市場取扱の3割強を占める主幹漁業です。
 で、この下関おきそこですが、かつてはどうだったのでしょうか。
 当方に現存する最も古い統計資料は、「昭和26年 下関漁港の栞」です。
 これによりますと、昭和26年当時は、以西底びき網漁船が43経営体で276隻、鮮魚運搬船(巾着網やまき網の運搬船)65経営体で189隻といったところが太宗を占めていたことが分かります。
 ところで、沖合底びき網漁業は、どこに行ったのでしょうか?
 前ページからの続きですが、漁業種類別漁獲高で、初めて、「以東底曳網漁業」が出てきました。現在の下関おきそこです。
 昭和22年が211,008貫、以降は年変動があるものの、昭和26年で202,830貫と、ほぼ20万貫前後で推移しています。
 「以西底曳網漁業」が1,600万貫から2,200万貫で推移しているのと比べ、桁違いに少ない[E:sign03]
 単位が「貫」ですから、「1貫=3.7kg」で換算して、以東底曳網の20万貫は約750トン、以西底曳網は2,000万貫として7万5千トン。
 当時は、下関おきそこは、主幹漁業とは言えず、主力は以西漁場であったことが分かります。
 では、これが、いつごろから変化してきたのでしょうか。

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