沖合底びき網漁業って?
普通は、まず、聞いたことがない単語だと思います。
「沖合底びき網漁業」
単語をばらすと、「沖合・底びき網・漁業」
おぉ、何となく、「沖合で営まれている底びき網という漁業」、かなぁ、という気がしませんか?
とはいっても、沖合ってどの辺りよ? とか、底びき網って海の底を曳く網のこと? とか、疑問符だらけですね。
細かくいいますと、「沖合底びき網漁業」とは、『漁業法第52条第1項の指定漁業を定める政令(昭和38年1月22日政令第6号)』で、次のとおり定義されています。
北緯25度15秒東経128度29分53秒の点から北緯25度17秒東経152度59分46秒の点に至る直線以北、次に掲げる線から成る線以東、東経152度59分46秒の線以西の太平洋の海域において総トン数15トン以上の動力漁船により底びき網を使用して行う漁業
イ 北緯33度9分27秒以北の東経127度59分52秒の線
ロ 北緯33度9分27秒東経127度59分52秒の点から北緯33度9分27秒東経128度29分52秒の点に至る直線
ハ 北緯33度9分27秒東経128度29分52秒の点から北緯25度15秒東経128度29分53秒の点に至る直線
あぁ、これじゃ、絶望的に分かりません・・・・。
そこで、以上で表現された区域を図示するとこうなります。
イメージが湧いてきたでしょうか?
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